Twitter投稿より。インドの総人口の8割を占めるヒンドゥー教の理解の一助である。インドはベジタリアンが多いので動物性タンパク質を補うために、1970年代から生乳の生産量・消費量が拡大し、現在ではインドの牛の飼育頭数はブラジルに次いで多く、1億8900万頭もいる。そのため、牛乳の生産量はアメリカ合衆国に次いで世界2位、そしてバターの生産量は世界最大となっていり。また、インドでは、水牛からも搾乳をする。インドの水牛の飼育頭数は1億940万頭。これは世界最大で、水牛は搾乳できなくなると、食肉として解体される。
また、ヒンドゥー教徒が人口の8割を数えるが、イスラム教徒は人口の14%を占めている。インドネシアに次ぐ世界第2位の1億8000万人のイスラム教徒を抱えている。キリスト教徒を含め、2億人以上が牛肉を日常的に食べている。ブラジルの人口とほぼ同じであり、インドの牛肉市場は極めて規模が大きいということは、共通テストで狙われるところである。
●地理総合
グローバル化によって生活文化の均質化・欧米化が進む中でも、多様性が維持されたり新しい文化と融合したりする現象の理解を促すために、インドのすき家のメニュー表と日本のすき家のものとの違いを考察させるのも面白いかもしれません。https://t.co/MKkakLc1Bt— まる@高校地理教員 (@PVAlgouEUgW9w3y) September 24, 2022