「高校フルーツ 海外へ」

本日の東京新聞夕刊に、茨城県の農業科の高校で栽培した高級ブドウシャインマスカットがマレーシアに輸出されるという記事が掲載されていた。記事の最後で、指導を担当する教諭が次のように述べている。

人口が減り日本全体の消費が減る中、もうかる農業のためには人口が増加しているところに売っていかないといけない。輸出の流れを勉強し、生徒たちが海外に目を向けるきっかけになるといい

2学期の授業の中でも、日本市場(しじょう)がどんどん小さくなる中で、高校生の君たちはどんどん海外に目を向けてほしい点を強調した。記事のテーマは農業だが、農産物に限った話ではない。日本市場の狭さを実感し、英語を武器にどんどん世界を視野に入れてほしいと思う。その手助けができれば、地理教諭として望外の喜びである。