今年の元旦から読売新聞を読んでいる。拡張のおやじにビール券と洗剤とともにむりやり契約させられた。はっきり言って読売は読むところがない。どの記事も面白くない。唯一面白いのはこぼちゃんだけである。なぜこれほどつまらないのか? 社会面にしろ、政治面にしろ、文化欄にしろどれも魅力がない。契約期間の3ヶ月間が苦痛である。
それにしても今まで読んでいた東京新聞は面白かった。商工ローンの問題もいち早く取り上げていたのは東京だ。夕刊でたまに宮崎哲弥の文章が載るのが良い。宮崎哲弥は朝生でもかなり切れるが、文章も簡潔でかつ深いところまで述べている。12月24日付けの東京の論壇時評でも、「文芸春秋」の宇多田ヒカルの文章から、「戦後責任論」の高橋哲哉の記載に始まり、「情況」「世界」「論座」と多くの雑誌の記事をよく読んで分析している。彼のラジオ番組が前やっていたが、それも面白かった。
言いたかったことは読売はつまらないということだ。朝日もつまらないが、まだ特集記事に魅力のある文章が載るのが救いか。思い出したが、産経の読者投稿欄は面白い。ぶっ飛んだ主張や、産経本社での明らかなねつ造などマニア的に面白い。ほとんど電波系の性感帯をなでるような代物だ。
それにしても経営で苦しんでいる毎日は今年前半くらいはもつのだろうか。
投稿者「heavysnow」のアーカイブ
徒然なるままに
http://member.nifty.ne.jp/kakukai/kyoiku/oohira.htm
本日は年賀状をひたすら書いた。
久しぶりに筆ペンを使ったので、改めて自分の悪筆に気付かされた。
国語教師なのだから字はうまくて当然だと世間では思われているが、実際大学での「書写指導」の授業なんて本当にインチキな代物で、全く進歩しなかった。
私は大学の「書写指導」は大平先生というおじいさん先生に習っていた。
その先生はいつも教室に来るときは風呂敷包みに名簿やプリントなどを入れてやってきた。
そしておもむろに老眼鏡を額にのっけてはのっそりと出席を取り始めた。
私は年度の終わりになって出席を始めて、2年生の正月明けに1年分の課題をまとめて提出して何とか単位を得た。
しかも教科書を買う金がなかったので、先生に冬休みの間借りて仕上げた。
その大平先生ももう定年で、私が4年の時に最後に国語教育に関する寄せ集め的なつまらない自著を出して去っていった。確か21世紀の国語教育という本だ。
古き良き時代の大学教授の典型のような先生であった。
謹賀新年
本日の早朝神奈川と静岡の県境にある足柄峠に初日の出を見に行ってきた。着いたのが2時だったので、6時まで寒い車の中で過ごした。そこの足柄峠は地元では有名なスポットで、山の端から上がる日の出と、その陽を受けて赤く輝く富士を見られるという贅沢な場所である。2000年の初日の出に今年一年の健康を祈ってきました。
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』
今日は渋谷へ『ブレア・ウィッチ・プロジェクト(The Blair Witch Project)』(1999 米)という映画を見に行った。
久しぶりの映画だったが、大変「疲れる」物語だった。画面が終始ビデオカメラや16ミリカメラを通した映像という設定だったので、画面が大きく揺れて目がチカチカしてしまった。庵野英明の実写映画『ラブ&ポップ』にも同様の映画があったが、今回の方が疲れた。大方のホラー映画やサスペンス映画には途中で休憩のような場面が入るが、今回の「ブレア〜」の方は最初の15分くらい導入部があって後はずっと緊迫した場面が続き、また音楽も効果音だけなので、見ている側も緊張のしっぱなしという作品だ。体力のある方はどうぞ。
『戦後責任論』
下記の書き込みにある法政の貧乏の番組を見た。立て看板・ビラを自由に張って自らの存在を確かめていくスタイル。いかにもノンセクトの考え方で良かった。
昨日ロビンソンにある春日部で一番大きい本屋に出かけた。そこで高橋哲哉の『戦後責任論』を買った。今日から読み始めたが、一行、一行にうなずいている。一応私が去年書いた(書き写した)卒論の視点だけは悪くなかったのかと少し自負している。

