日別アーカイブ: 2022年10月4日

『サーカスの怪人』

江戸川乱歩『サーカスの怪人』(ポプラ社 1964)をパラパラと読む。
怪人二十面相が犯人で、煙のように消えたり、空中を飛ぶように移動したり、明智探偵や小林少年を翻弄し、最後は「明智先生、ばんざあい! 明智大探偵、ばんざあい!」の合唱でフィナーレを迎える。定番中の定番作品である。
考えてみれば、この少年探偵団シリーズは、時折挿絵が入り、ふりがなも付されるなど元祖ライトノベルではないか。