本日の東京新聞夕刊に、オランダのルッテ首相が総辞職後の自転車で退勤する姿が掲載されていた。オランダは世界1位の自転車大国で、1700万人の人口に対し、2200万台もの自転車が保有されているという。オランダは国土の4分の1が海抜0メートル地域となっており、とにかく平地だらけである。そのため自転車での移動が容易であるが大きな要因である。
ちなみに国土交通省の最新の統計によると、日本の自転車保有台数は6870万台で、約2人に1台の割合である。自転車というと中国のイメージが強い。確かに中国の自転車保有台数は3億7000万台で世界第1位である。但し、一人当たりの台数で計算すると0.27台となり、日本の半分くらいの数値となってしまう。