本日の東京新聞朝刊に、北朝鮮が国内にある南北共同連絡事務所を破壊したとの報道があった。授業の中で触れていきますが、朝鮮半島の南北の国は1950年代に休戦協定を結んで以降、とりあえず戦闘が止まっているという状態です。ちょうど20年前の2000年に金大中大統領と金正日総書記が南北共同宣言に署名し、平和的な統一を目指して経済協力を推進することで歩調を合わせてきた。今回の事件の場となった開城(ケソン)は、北朝鮮国内の観光地であり、外国人を受け入れてきた北朝鮮の外交政策を象徴する場所でもある。そこの事務所を破壊したというメッセージを確認しておきたい。