今夕、娘と一緒に、ディズニーの長編アニメ映画ビート・ドクター監督脚本『インサイド・ヘッド(Inside Out)』(2015 米)を観に行った。
11歳の思春期に差し掛かる女の子の心の中の感情や記憶のメカニズムを、アニメキャラクターで描くという奇抜なアイデアの映画である。話のテンポが早く唐突に展開していくが、アニメだからこそ表現できる世界が広がり、最後まで楽しむことができた。
喜びも悲しみだけでなく、怒りや嫌悪、恐れなどの様々な感情が成長には必要であり、こうした揺れ動く感情をしっかりとコントロールすることが大人への第一歩であるという制作者のメッセージが良く伝わってきた。
記憶の底で消えてしまったビンボンを振り返えらないのは悲しいが、忘れることも大切なのである。
『インサイド・ヘッド』
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