日別アーカイブ: 2015年8月31日

本日の東京新聞から

本日の東京新聞朝刊に、理化学研究所・創発物性科学研究センターの十川好紀センター長がすすめる「マルチフェロイク物質」に関する記事が掲載されていた。
マルチフェロイク物質とは、パソコンのRAMなどの速くて省エネの電気と、ハードディクなどの情報が消えない磁気のいいとこどりをしたようなもので、電力がかからず情報が消えない材料である。電池に電圧をかけるだけで磁気を自由に帯びさせることができ、消費電力も今の1万分の1ほどで済み、映画1本が1秒くらいでダウンロードできるようになると言われている。

研究成果を出す秘密について、十川氏は「数打ちゃ当たる」ものであり、若い研究者には「いつでも数が打てる状況に自分を置け」とアドバイスをしているそうだ。また、「しまった、と思っても落ち込まない」前向きな姿勢が大事だという。
「いつでも数が打てる状況に自分を置け」という言葉が妙に印象に残った。その真意は面白そうな研究テーマが出てくれば集中打を浴びせるためだということだが、普段からいつでも進撃できる態勢を作っておくことは、どのような分野や現場でも大切なことである。グウタラな私自身への戒めとしたい。

鬼怒川温泉駅から新鹿沼駅まで

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〈ルートラボ http://latlonglab.yahoo.co.jp/ より〉

本日は初の輪行にチャレンジしてみた。
栃木あたりをブラブラしようと思って、雨具も持たず軽装で数年前に購入した折りたたみ式自転車で出かけた。しかし、駅窓口の路線図を見ているうちに、すっかり初期の目的を忘れ、気づいてみると鬼怒川温泉駅までのスペーシアの特急券を手にしていた。

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宇都宮までは晴れていたのだが、宇都宮を過ぎ山の方に近づくにつれて霧雨模様となり、鬼怒川温泉駅に着くころにはすっかり小雨状態となっていた。駅の施設内の弁当販売の店で外の風景を見ながら、後悔すること頻りであった。とりあえず、平地の方に降りていけば雨も止むだろうという勝手な憶測で、雨の中飛び出していった。

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「アルブレイズ」というあさひ自転車から出ていたものなのだが、80キロを超える体重で乗り回していたのでクランクがガタガタになっており、漕ぎにくい上に下り坂でもスピードが出ず、走り始めて30分でヘロヘロになった。日光例幣使街道を自転車で下るという貴重な経験ができたが、明日からの仕事が頭をちらつき、疲れが出ないうちにと新鹿沼駅からスペーシアで帰宅した。都合40キロほどのサイクリングであった。