第44回文藝賞受賞作、丹下健太『青色讃歌』(河出書房新社 2007)を読む。
ひっさしぶりに小説を読んだ気がする。
大学を卒業したものの肉体労働のアルバイトに明け暮れる20代後半に差し掛かった男性の自分探しがテーマとなっている。
平易な会話体の文章でサクサク読むことができたのだが、多少独り善がりな私小説に近いような内容で、いまいち共感することができなかった。
絲山秋子さんの作風に似ており、今後に期待したい。
『青色讃歌』
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第44回文藝賞受賞作、丹下健太『青色讃歌』(河出書房新社 2007)を読む。
ひっさしぶりに小説を読んだ気がする。
大学を卒業したものの肉体労働のアルバイトに明け暮れる20代後半に差し掛かった男性の自分探しがテーマとなっている。
平易な会話体の文章でサクサク読むことができたのだが、多少独り善がりな私小説に近いような内容で、いまいち共感することができなかった。
絲山秋子さんの作風に似ており、今後に期待したい。