月別アーカイブ: 2015年7月

深夜のサイクリング

2015-07-12 00.53.04 2015-07-12 00.53.22

夜11時になってからふと、先日秋葉原のヨドバシカメラで購入したバーエンドバーを試してみたくなり、2時間ほど近隣を走り回ってきた。
どこのメーカーのものとも分からないゴム製の2400円のパーツであったが、握り方を自在に変えることができ、上体の疲れが減った気がする。
ただペダルを回すだけの単調な運動なので、ちょっとした変化でも気分転換になって運転が楽しくなる。
また、そうした細かい変化を楽しむことができるようになった自分自身の心の変化もまた楽しいものである。

「憲法9条改正案」

先週発売された「サンデー毎日」(2015/07/12)に憲法学者小林節氏の小論文が掲載されていた。
小林氏は、安保法制における「後方支援」という政府の言い分のデタラメさを指摘し、国際法上の集団的自衛権の行使が明白に違憲であると喝破し、憲法解釈の変更による新安保法制を「裏口入学」だと断じた上で、堂々と憲法改正を目指すべきだとし次のような新9条を提案している。

1項 わが国は第二次大戦の経験を反省し、二度と間違っても侵略戦争はいたしません。これを世界に誓います。
2項 ただし、わが国も独立主権国家である以上、わが国が侵略の対象とされた時には、堂々と自衛戦争を行う。
3項 そのために我々は自衛軍を持つ。
4項 この自衛軍を用いて、国際貢献を行うが、それは国連安全保障理事会の決議がある場合に限る。

かつての自民党や最近までの民主党の考え方に近いもので、「自衛戦争」や「自衛軍」という言葉に敏感に反応してしまうが、安倍総理のゴリ押しする、敵を作りテロを誘発し戦争を拡大するための新安保法制と照らし合わせると、極めて真っ当なものに感じる。
子どもがまだ小さく、国会前の反対闘争に馳せ参じることは難しいが、現場に出向いて声を上げること以外の「後方支援」を積極的に行っていきたい。

「知られざる国道の旅4」

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昨日放映された「土曜スペシャル:知られざる国道の旅4」(テレビ東京 2015/07/04)という番組を観た。
分断された国道を山道を繋いで完走(?)するという、私好みの企画である。
石川県小松市と福井県南越前町を結ぶ国道305号線と、和歌山県龍神温泉と和歌山県串本を結ぶ国道371号線をそれぞれ芸能人の方々が自転車で颯爽と駆け抜けるシーンから始まる。しかし、途中から現在は使われていない山道坂道けもの道を自転車を担いで登るという、テレビではあまり見ないようなガチな体力勝負となっていく。テレビ東京のこの時間枠の番組スタッフの意気込みをひしひしと感じる内容であった。

『砂冥宮』

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内田康夫『砂冥宮』(実業之日本社 2009)を読む。
朝鮮戦争当時に勃発した内灘闘争で共闘した学生の絆をモチーフにした殺人事件である。
話展開は強引であったが、我らが名探偵浅見光彦の神業ともいえる偶然を呼び寄せる力もあり、最後はキレイにサッパリに事件は解決する。

殺人事件そのものよりも、その背景となった内灘闘争の方が気になった。
安保法案改定に伴い、砂川闘争事件が数週間前に脚光を浴びていたが、アメリカ軍が使用する砲弾の試射場が建設されることになった内灘闘争こそ、「後方支援」反対運動の最たる例であろう。

松戸競輪

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本日、松戸競輪場へ出かけた。生憎の雨模様であったが、第1レースから第12レースまで全てのレースを観戦することができた。
生まれて初めての公営競技場体験であった。この歳になると「初体験」なるものはめっきりと減ってくるが、平日の競輪場の客層の中では思いっきり若い方に属する。
タバコの臭いが立ち込め、酒臭いオヤジや汚い野次など、ドラマや映画で登場するような公営競技場のイメージと大きく異なることはなかった。一方、半日もの間、観客席と車券売り場の間を回遊したり、食事や酒を楽しんだりして、思い思いに過ごすお客さんたちの時間の流れ方に関心を

千葉県出身の選手に歓声の声が上がり、ブフリや   などの外国人がレースを席巻するなど、相撲に近い雰囲気
学生時代にタイ・バンコクのルンピニースタジアムでムエタイを観た時の感覚を思い出す。