年始にテレビで放映されていた、劇場版『機動戦士ガンダム』(1981 松竹)をビール片手に見た。
小学生の頃は、宇宙を舞台にしたリアルなアニメだと思っていたが、重力や風圧など全くあり得ないような設定の場面が多く、突っ込み所のオンパレードであったが、自分自身の夢中になった子どもの頃の記憶を思い出すことができ、楽しむことができた。
欲しかったプラモデルを手に入れるために、町で2軒しかなかったおもちゃ屋に朝から並んだことや、友人と「ガンダムごっこ」に興じていた古い記憶が、頭の引き出しから漏れだしたような感覚だった。
『エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督が、多大な影響を受けた作品だと述べているが、改めて『ガンダム』と『エヴァ』の似ている点、異なっている点が見えてきた。