関東は概ね穏やかな天候で新しい年を迎えました。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
大晦日の昨日は、ジョイフルホンダに買い出しに行き、子どもの世話に追われながら紅白を眺め、深夜一人お笑い番組をぼんやりと見ていました。いつもと変わらない日曜日の中年の一日でした。。。
昨年2011年は第3子の誕生と引っ越しで忙しい1年となりました。
6月20日の予定だったのですが、逆子が直らず、5月下旬になって市外の病院に転院となり、上の子二人を抱え息する暇もないくらいの慌ただしい駆け足の日々でした。運良く出産前に、真ん中の子を市内の認可外保育院に週5日預けることができ、何とか妻の産後の怒濤の日々をやり過ごすことができました。しかし、その認可外保育園が8月下旬に突然閉園となってしまい、9月以降の育児にかけるエネルギーは、家事を全くしない私にも大きな負担となりました。
また、育児と同時並行して引っ越しの準備に追われました。1〜2年前からあっちこっち見に行っていたのですが、子どもの小学校の入学と考え合わせ、結局は同じ学区から探すことになりました。3月の上旬には見積もりも出来上がり、あとは最終的な返事をする段階までいきました。
しかし、具体的な数字のやり取りが続き明日にも返事をしようかという時に、3月11日を迎えました。家が海に飲み込まれて行くテレビ映像を何度も見ているうちに、土地や家を買う気力もさらさら無くなっていきました。
方丈記にも京都中の家が焼ける安元の大火に際して、鴨長明は「人の営み、皆愚かなるなかに、さしも危ふき京中の家をつくるとて、宝を費し、心を悩ます事は、すぐれてあぢきなくぞ侍る」と述べています。
そして、6月下旬にふとポストに投げ込まれたチラシをきっかけに、ばたばたと中古物件の購入が決まり、10月の引っ越しまで慌ただしい日々が続きました。あっちこっちの業者に丁寧な説明や現地での案内をお願いしてきたのですが、最後は全く知らない業者にぽんっと決まってしまいました。住宅ローンの仕組みや、金利の動向など、いい勉強ができました。
仕事も忙しく、公私とも落ち着きなく、今までで一番自分を見失った一年だった気がします。また、3児の父親となり、住宅ローンを抱える身となり、いよいよ人生の折り返し地点を回ったなとも思う一年でした。
しかし、今年も、良い意味で昨年以上に忙しい一年にしたいと思います。人生の折り返し地点はまだ先です。昨年はほとんど読書ができませんでしたが、年間200冊は本を読み、年間100本は映画を見ようと思います。これは読書や映画の時間をしっかりと確保できるよう、健康第一に、生活リズムを整え、仕事も家庭も両立させ、明日への意欲を見失わないということです。