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目指せ!荒川源流

本日、テレビ東京の土曜スペシャル「涼を求めて全長173キロ 目指せ!荒川源流」という番組に見入ってしまった。
芸能人の照英と山本耕史がお台場からボートで荒川を遡り、埼玉の上尾からはゴムボートに乗って長瀞まで、そして、最後は秩父山中を山歩きで源流を目指すといういささか破天荒な旅番組であった。

私はこの手の番組が大好きである。目の前の道や川を真っ直ぐ行ったらどこへ繋がるのだろう? そうしたふと頭を過る疑念は40手前になっても衰えることはない。子どもが大きくなったら、子どもを連れて冒険に行きたいものだ。

研修メモ

思考力・判断力・表現力の向上をめざして

新学習指導要領のねらい
・「思考力・判断力・表現力の育成」「言語活動の重視」は従来の教育の転換を迫る。
→「生きる力を育てる教育」
・社会の変化等々の社会的・歴史的・国際的な観点から変化を迫られている
→「知識基盤社会」>「工業社会」
工業社会…型が決まった問題
正解は一つか、決まった解決法
知識基盤社会…複雑で新しい問題
正解に複数の選択肢、解決法を探す力

これからの社会で学習する組織のディシプリン
自己マスタリー、共有ビジョン、チーム学習、メンタルモデルを統括するシステム思考が求められる。

生きる力とは
1、基礎的な知識・技能を習得し、それらを活用し、自ら考え、判断し、表現する力、様々な問題に積極的に対応し、解決する力
2、自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性
3、たくましく生きるための健康や体力

「生きる力」を「主要能力」と位置づける。
特定の問題状況に対応するため、知識や技能、態度を含む多様な資源を活用し、動員して、複雑な需要やニーズに応える力

『ニッポンの子育て』

井上きみどり『ニッポンの子育て』(集英社文庫 2004)を読む。
『子供なんか大キライ!』という漫画の連載を持つ漫画家の著者が、SM女王や、十代夫婦、子タレなど様々な母親の家を訪ねて、ニッポンの子育ての実状に迫る。他に、韓国人夫婦や心障児の子育て、北海道・沖縄の子育て、受刑者の子育てなど、かなり極端な子育てを取り上げているが、そのどれもが普通の子育てであり、子どもとの接し方に大きな違いはない。
最後に著者は次のように語る。

印象的だったのは取材依頼すると全員が開口一番こう言ったことだ。「別にうちは普通ですよ」そうなのだ。一見、珍しく見える家庭の子育てに実は「普通」なところが多く、普通そうに見える家庭の子育てがどこか変わっていたのは、意外な発見だった。つまり、どの家庭も自分の家庭と同じで、どの家庭も自分の家庭と違っているところがあるのだ。この発見こそが、この本のテーマである。

『エッチ産業の経済学』

岩永文夫『エッチ産業の経済学』(インデックスコミュニケーションズ 2008)を読む。
エッチな写真やイラストは一切なく、「ポン引き」と「客引き」の違いや、フーゾク産業に対する警察の締め付け、デリヘルの発展など、フーゾクに纏わる蘊蓄が並べられている。
著者は他に『フーゾクの経済学』や『フーゾク 儲けのからくり』『フーゾク資本論』といった類似の著書があり、おそらくは同じような内容なのであろう。