『赤い文化住宅の初子』 コメントを残す テレビで放映された、タナダユキ監督『赤い文化住宅の初子』(2007 フィルムパートナーズ)を観る。 昭和の貧乏物語の現代版である。父親が失踪し母親が病死した、孤児の兄弟の生活を描く。生活保護なども活用されず、中学校の担任からも見捨てられるというあり得ない設定なのだが、主役の東亜優さん始め、くせのある俳優が妙な雰囲気を醸し出している。