小川浩『文系のための「Web2.0」入門』(青春出版社 2006)を読む。
これまでOSやアプリケーションソフトなどでIT業界を席巻してきたマイクロソフト社やクリック広告やポータルサイトの先鞭をつけたヤフーに代わって、こ こ数年、既存のOSやアプリケーションに依存しないグーグルの台頭が著しい。著者はそうしたPCやケータイといったハードやOSの枠を越えて、直接に Webそのものをプラットフォームとする新たなビジネスやライフスタイルの変化そのものを「Web2.0」と名付ける。
後半では、グーグルが世界中のありとあらゆる情報をインデックス化し、国家を越えた神になるのではと、SFアニメのような予言をしている。しかし、無碍に否定もできない現状をひしひしと感じる今日この頃である。
『文系のための「Web2.0」入門』
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