ダニー・ボイル監督『スラムドッグ$ミリオネア』(2008 英)を観に行った。
インドのスラム街で生活する青年が、クイズ番組で2000万ルピーを手に入れるという奇跡的で感動なドラマである。
しかし、映画を観ながら、インドはまだまだ開発途上国であり貧困があるという事実に改めて気付かされた。インドというと、最近では数学教育の成功によりハイテク産業が花開き、シリコンバレーで活躍するインド人の増加や、自動車製造の開始など景気の良い話しか聞かない。しかし、それはインドの一部の姿であり、スラム街がまだ広がっているという現実を、イギリス映画によって気付かされるというのは強烈な皮肉である。
『スラムドッグ$ミリオネア』
コメントを残す