ロバート・ダウニー・Jr主演『アイアンマン』(2008 米)を観に行った。
アメリカのコミックの映画化で、一部流れが分からないところがあったが、勧善懲悪のストーリーで映像も爽快感溢れるもので単純に楽しむことができた映画であった。
□ 映画『アイアンマン』オフィシャルサイト □
専門学校を経営するデジタルハリウッド株式会社が、2004年に東京の秋葉原に開校した新しい大学である。映像、CG、WEb、アニメ、グラフィック、ITプログラミングなどのデジタルコンテンツに携わるプロフェッショナルの養成に絞った、デジタルコミュニケーション学部デジタルコンテンツ学科の1学部1学科だけの学校である。株式会社が設立したためか、現場のプロが実際の現場で「使える」技術を教えるという授業が目白押しである。しかし、元々個人が持っているアイデアをコンテンツとして完成させることに主眼を置いているため、芸術的素養のない人間にとっては意味のない学校であろう。「ITビジネス×クリエイティブ×英語&留学」と大学のキャッチフレーズにあるように、他大学の情報メディアやコミュニケーション関連のよく分からない学部よりは、コンセプトがはっきりしていて分かりやすい。卒業生の活躍が出始めると更に伸びていくのではないだろうか。
キャンパスの名称も「メインキャンパス」「セカンドキャンパス」「サードキャンパス」となっておりカッコいい。
埼玉栄高校など埼玉県内に11校もの学校を展開する佐藤栄学園が、埼玉県加須市に1996年に開校した新しい大学である。法学部のみの単科大学である。だが、授業内容は、法律を究めるというよりは、法的素養を学ぶという程度である。3年次よりコース制をとっており、法曹を目指す法律一般コース、公務員を目指す政治行政コース、ビジネスを学ぶ経営法務コース、そしてスポーツ中心のスポーツ福祉政策コースの4コースに分かれている。
部活動で有名な埼玉栄高校の卒業生の受け皿になっており、陸上部やウエイトリフティング部、柔道、剣道などトップレベルのアスリートが学んでいる。
スポーツを続けたいのだが、体育大学は嫌だ、のんびりとした学生生活を送り、将来は社会の教員や公務員を目指したいという高校生には選択肢の一つに入るだろう。
浦和実業高校を運営する九里学園が、さいたまスタジアム近くの片田舎に2003年に開校した大学である。埼玉県の真ん中にあり、浦和美園駅までバスで10分程度だが、ちょうど東武線沿線とJR沿線の狭間のコンビニすらない辺鄙な場所にある。
総合福祉学部とこども学部、そして短期大学部介護福祉科の3学科からなる。パンフレットの体裁は専門学校と全く変わらず、実習と、資格、就職が写真を中心に紹介されている。
近年の福祉離れもあってか、学生募集は苦労しているようである。何でもありのAO入試が7月から始まる。わざわざ行く価値はないと思うが、都会が嫌いで、座学が好きではない埼玉県の高校生にはオススメできるであろう。
久しぶりに仕事帰りにララガーデンへ映画を観に行った。
チケット売り場の上映スケジュールでたまたま時間の都合が良かった、滝田洋次郎監督・本木雅弘・広末涼子主演『おくりびと』(2008 松竹)を観た。
何の予備知識もなく観たのが良かったのか、笑いあり涙あり感動ありの非常に良くできた映画であった。「おくりびと」とは、納棺士のことで、死に別れゆく人にきちんと服を着せ化粧を施し丁寧にお棺に収めるという仕事である。当初は誤解をしていた友人や妻が、主人公のひた向きに仕事に取り組む姿を見てまたよりを戻していくドラマなのであるが、伏線が何本も敷かれていて最後までスクリーンに釘付けであった。また展開もさることながら、死という永遠の別れが逆に生きている人たちを結びつけていく、生きている人に対して生きる感動のメッセージが込められている。