NHK教育テレビ「福祉ネットワーク:この人と福祉を語ろう〜生活困窮者を支援するNPO事務局長・湯浅誠〜見えない『貧困』に立ち向かう」という番組を見た。
NPO法人「自立生活支援センターもやい」の代表を務める湯浅氏が、貧困の実態と解決に向けた社会保障制度のありようを大変分かりやすく語ってくれた。我々はつい貧乏な人間を見て「怠けている」とか「仕事はいくらでもあるじゃないか」と一方的な見解を持つが、湯浅氏は金がなくても人的なつながりがあったり、夢を追ったりできる「貧乏」と、社会から見捨てられたと自己を全否定してしまう状況に追い込まれる「貧困」は質が異なると述べる。
10年前に野宿者運動をやっていた頃は東大出身ということで少し近寄り難い雰囲気があったと記憶しているが、画面を見る限りでは、相談をしやすそうな親しみやすさと信頼感が滲み出るような話し方をされていた。
興味ある方は下記のページをご覧下さい。
〈関連リンク〉
- 非特定営利法人 自立生活支援センター もやい
- 渋谷・野宿者の生活と居住権をかちとる自由連合(のじれん)