本日の東京新聞夕刊の木村太郎氏のコラム「太郎の国際通信」に、ボジョレ・ヌーボーのよもやま話が載っていた。
ボジョレ・ヌーボーとはフランスのボジョレ地方のワインで、毎年11月の第3木曜日の午前零時に解禁するイベント商法が成功し、世界的商品となっている。特に日本は世界に出荷される半数を消費する「ヌーボー大国」である。
木村氏はボジョレ・ヌーボーの歴史やうんちくを紹介した上で、「世界的に消費者から飽きられているワインの半数を日本で消費するというのも尋常ではないだろう。そろそろヌーボー騒ぎもほどほどにしてもよいのではないだろうか」と述べる。しかし、よくよく読めば大きなお世話である。流行に躍らされていようが、消費者自身の選択に対して、高みに立ってけちをつける、その態度が気に入らない。
「太郎の国際通信」
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