本日の東京新聞夕刊の特集「土曜訪問」に日本画家の千住博さんのインタビューが掲載されていた。
千住博氏は弟に作曲家の千住明さん、妹にヴァイオリストの千住真理子と「芸術家三兄弟」の長男にあたる人で、幼い頃から幅広く芸術について考えてきた人である。
彼は、芸術について次のように述べる。芸術とは何かと煎じ詰めていったら永遠に話は尽きないが、一言でまとめると彼の発言のようになるのだろう。
芸術はイマジネーションのコミュニケーション。話の通じない相手になんとか伝えようとし、相手の身になって想像し考えることが、芸術の出発点であり到達点。現代にこの芸術力をよみがえらせたい。