本日の東京新聞夕刊に、終身刑の創設を求めてバイクで全国を行脚して署名を集めているイタリア出身のストッキ・アルベルトさんの記事が紹介されていた。ストッキさんは、七度目の出所後も放火を繰り返した元会社員によって、妻と子どもを子どもを失い、自身も火傷を負っている。そして犯人は昨年六月に求刑通り無期懲役が言い渡され一審で刑が確定した。しかし、ステッキさんは、「無期懲役だったので被告は六十歳になる前に仮出獄する。仮出所のない終身刑制度の創設は、悪質な再犯者から社会を守るために必要です」と静かに語る。
ストッキさんは死刑制度を必ずしも全面的に支持しているわけではないということだが、「妻や娘の死を無駄にはしたくない。必ず終身刑の法律をつくります。たとえホームレスになってもあきらめません」と述べる。
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