読書」カテゴリーアーカイブ

『喪われた道』

内田康夫『喪われた道』(祥伝社 1991)を読む。
長編本格推理との宣伝だが、伊豆の金山や地震、鎌倉街道、青梅街道など、歴史や地理に関する要素が多数盛り込まれていて一気に読んだ。
バブル崩壊や雲仙普賢岳の噴火、オウム真理教など、当時の時代を彩る言葉が並ぶ。

『野原ひろしの超名言』

大山くまお『野原ひろしの超名言:「クレヨンしんちゃん」に学ぶ家族愛』(双葉社 2015)を読む。
柳の下の二匹目のドジョウを狙った作品で、前作と比べ全く引っかかる言葉がなかった。

『鄙の記憶』

内田康夫『鄙の記憶』(読売新聞社 1998)を読む。
静岡県の寸又峡、秋田県大曲市を舞台にした殺人事件である。
忙しくて、少しずつ読み進めたせいか、あまり楽しめなかった。
寸又峡の風景は魅力的で、マウンテンバイクで走ってみたくなった。

『幻香』

内田康夫『幻香』(角川書店 2007)を読む。
読者との共作で書かれた作品を大幅に書き換えた経緯があとがきで説明されている。
香水を巡る殺人事件だが、問題の核心である「究極の香水」そのものがはっきりと書かれておらず、薄い仕上がりになっている。人気作家の苦労が偲ばれる。

『美濃路殺人事件』

内田康夫『美濃路殺人事件』(徳間書店 1994)を読む。
1987年に刊行された本である。いつもどおり最後にドタバタと解決していくが、ミステリーとしては本格的だった。

事件の舞台となった名古屋や岐阜、犬山、美濃の位置を地図で確かめながら読んだ。改めて名古屋市のほぼ北側に岐阜市があったという事実に気付く。また、岐阜県は海に面していると思っていたが、それも間違いだっと分かった。