いよいよビンディングシューズを買った。
ここしばらく雨が降り続いたため、あまり自転車に乗っていない。
特に昨日から今日にかけては50年に1度の大雨だそうで、茨城栃木には特別警報が発令されている。
夏の暑さも大分和らいできて、これからは運動日和となるであろう。
「自転車」カテゴリーアーカイブ
鬼怒川温泉駅から新鹿沼駅まで
〈ルートラボ http://latlonglab.yahoo.co.jp/ より〉
本日は初の輪行にチャレンジしてみた。
栃木あたりをブラブラしようと思って、雨具も持たず軽装で数年前に購入した折りたたみ式自転車で出かけた。しかし、駅窓口の路線図を見ているうちに、すっかり初期の目的を忘れ、気づいてみると鬼怒川温泉駅までのスペーシアの特急券を手にしていた。
宇都宮までは晴れていたのだが、宇都宮を過ぎ山の方に近づくにつれて霧雨模様となり、鬼怒川温泉駅に着くころにはすっかり小雨状態となっていた。駅の施設内の弁当販売の店で外の風景を見ながら、後悔すること頻りであった。とりあえず、平地の方に降りていけば雨も止むだろうという勝手な憶測で、雨の中飛び出していった。
「アルブレイズ」というあさひ自転車から出ていたものなのだが、80キロを超える体重で乗り回していたのでクランクがガタガタになっており、漕ぎにくい上に下り坂でもスピードが出ず、走り始めて30分でヘロヘロになった。日光例幣使街道を自転車で下るという貴重な経験ができたが、明日からの仕事が頭をちらつき、疲れが出ないうちにと新鹿沼駅からスペーシアで帰宅した。都合40キロほどのサイクリングであった。
江戸川CR〜葛西臨海公園〜荒川CR
本日から短い夏休みに入った。アラームも掛けずに朝7時過ぎに目が覚めた。連日35度以上の猛暑が続いていたが、天気予報の東京の最高気温の予想が32〜33度だったので、地図も持たずに気の赴くままに我がクロスバイクでサイクリングへ出掛けた。
国道16号を真っ直ぐ進み、旧庄和町を超え、野田より江戸川の左岸のサイクリングロードを走った。
途中、野田のキッコーマンの工場の裏を通った際、何とも言えない醤油の匂いがぷーんと漂ってきた。自動車では味わえない体験である。
予報通り雨が降ってきたので、江戸川沿いの公園のベンチで雨宿りをした。眠気のためか、また紫外線による目の疲れためか、ベンチで横になるや否や1時間半ほど熟睡してしまう。8時半に出発して、5時間掛けようやく1時半に海に面した市川市内の工場街にたどり着く。潮の香りこそしなかったが、水平線を眺めるだけで疲れが抜け、気分も上々であった。
とりあえず自転車通勤を試してみうとネットで買った安物のクロスバイク「クロッシム」であるが、千数百キロ走った現在でも全く故障知らずである。バーエンドが付いたグリップに変えてから走る際の上体の姿勢も大分楽になった。しかし、さすがに軽快車と同じ700×32cのタイヤでは、長距離走行時の転がり抵抗が大きく、下半身の負担が大きい。
市川の工業団地から湾岸道路を西へ進む。途中塩浜なるところで少し休憩。午後に入り日差しも強くなり、水分補給の回数も比例して増えていく。
舞浜駅前の歩道橋の上からディズニーランドの何とかホテルを望む。あまり興味もないので、すぐに出発した。
葛西臨海公園の中を自転車で走る。特別支援学校時代に引率できた十年前の修学旅行を思い出す。早朝に車椅子を押して歩いた道を、汗とともに自転車で一気に走り抜ける。
葛西臨海公園より直接荒川サイクリングロードに入る。このあたりから膝の内側の半月板がギシギシと痛むようになり、何度も押して歩く羽目になった。もう少しタイヤが細ければすんなりとペダルを回せるのにと恨み節が出てしまう。
やっとこさ荒川サイクリグロードで北千住まで行き、そこから右折して国道4号で帰ってきた。途中東武スカイツリーラインの堀切駅で水分補給の休憩をした。駅反対側の東京未来大学の校舎のロゴが目を引く。
家に帰ると膝回りがパンパンに張っていた。しかし、心地よい疲れであった。国道4号の帰り道では何度も歩いてしまい気持ちも萎えてしまったが、行ったことのない遠くの田舎道をもっと走りたいという思いも同時に芽生えてきた。それにはもう少し走りやすく輪行しやすい軽い自転車が必要になるだろう。しかし、狭い我が家の敷地内に、どうやって保管するスペースを確保するのか。それが一番の問題である。