投稿者「heavysnow」のアーカイブ

『哲学のことば』

左近司祥子『哲学のことば』(岩波ジュニア新書 2007)をパラパラと読む。
著者はギリシア哲学の研究者で、ソクラテスやアリストテレス、プラトンといった有名どころの哲学者の言葉の解釈や現代的意味について丁寧に述べる。
読みやすいのだが、展開に抑揚がなく、後半は読み流した。

『まるごと楽しむひつじ百科』

未来開拓者共働会議編『まるごと楽しむひつじ百科』(農文協 1992)をパラパラと読む。羊の種類に始まり、羊の飼い方や繁殖の仕方、羊の毛の刈り方まで丁寧に解説されている。羊に関するあれこれが、タイトル通り「まるごと」収録されている。羊が大きくなると書いて「美」、羊を食べると書いて「養」という漢字があるように、今から約1万年前、羊は最初に家畜化された動物である。

『熱帯林ってなんだ』

馬橋憲男『熱帯林ってなんだ:開発・環境と人びとのくらし』(築地書館 1991)を読む。
実際にカリマンタン島で暮らす現地のロングハウスを訪れ、持続可能な焼畑農業と土地が荒廃していくだけの焼き畑農業の違いや、都会に憧れ、共同生活を営む田舎暮らしを嫌う若者など関するルポルタージュとなっている。
また、現在の「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」に繋がるような提言もあった。

平和、開発、人権、それに環境の問題はたがいに密接にむすびついています。これらのうちのいずれかの問題の海瀬をはかるにも、他の問題をも同時に配慮しなければなりません。これは「学際的アプローチ」と呼ばれます。

「出生数最少に」

本日の東京新聞の社説より。
地理の授業や試験で、個別の国の少子化に関する細かい原因や解決策について問われることは少ないが、他国との比較がよく出題されるので、簡単に触れておきたい。2020年の日本の出生数は840,832人で、合計特殊出生率は1.34となっている。1.30中国も同様の傾向を示している。韓国は同0.84となっており、極めて深刻な状況である。
先進国全般、出生率は低いが、1.8近い出生率を維持するアメリカやフランスといった国もある。また、逆にアフリカでは人口爆発が続いており、ナイジェリアでは5.2という数値になっている。こうした背景について、授業の中で一緒に考えていきたい。