江戸川乱歩『黒い魔女』(ポプラ社 1970)を読む。
家にある江戸川乱歩シリーズの最後の一冊であった。怪人二十面相シリーズではないのだが、最後は、明智小五郎が敵の子分に化けて、敵のアジトに侵入するという設定で興醒めであった。
もう、江戸川乱歩の小説を読むことはないであろうが、小学生の読書体験を追体験するのは、まあ良かったのではないか。
江戸川乱歩『黒い魔女』(ポプラ社 1970)を読む。
家にある江戸川乱歩シリーズの最後の一冊であった。怪人二十面相シリーズではないのだが、最後は、明智小五郎が敵の子分に化けて、敵のアジトに侵入するという設定で興醒めであった。
もう、江戸川乱歩の小説を読むことはないであろうが、小学生の読書体験を追体験するのは、まあ良かったのではないか。
本日、日本学術会議の公開シンポジウム「ようこそ社会水文学へ 水と社会の相互作用を考える」にズームで参加した。
まず、水文学とは、海水が蒸発し、雲ができて雨や雪が降り、土に染みこみ、川や地下水となり、再び海に流れ出るという、地球上の水の循環について研究する学問である。それに社会が加わることで、災害や水資源など、人間社会との関わりを分離融合の学際型で研究するのが社会水文学である。ざっくりまとめると水文学は地球科学や土木工学の分野に属するのに対し、社会水文学は、人口増加や旱魃、住民自治、水に対する信仰、川や橋の歴史的文化的価値など社会科学や人文科学の分野からもアプローチされている。
江戸川乱歩『幽鬼の塔』(ポプラ社 1973)を読む。
インチキな変装やマジックもなく、殺人事件を犯してしまった男たちの生き様を描いており、最後まで飽きることがなかった。
江戸川乱歩『地獄の道化師』(ポプラ社 1971)を読む。
表題作の他、「心理試験」という短編も収録されている。ここ最近、推理小説を読んでいなかったせいもあるのか、スイスイ読める作品というのが小気味よい。下手な変装や大仕掛けのトリックなどがないのも、読みやすい原因か。