江戸川乱歩『塔上の奇術師』(ポプラ社 1964)を半分ほど読む。
さすがに飽きた。変装や屋根への逃亡、家丸ごとの改造など、他作品と全く同じパターンの使い回しである。子どもの頃にはスイミングスクールの入り口でワクワクしながら読んでいた記憶があるが、大人が読んで楽しめるものではない。江戸川乱歩作品には昭和の闇が描かれていると、大学のゼミの先生が話していたのを記憶しているが、少なくとも怪人二十面相シリーズには描かれていないと思う。
江戸川乱歩『塔上の奇術師』(ポプラ社 1964)を半分ほど読む。
さすがに飽きた。変装や屋根への逃亡、家丸ごとの改造など、他作品と全く同じパターンの使い回しである。子どもの頃にはスイミングスクールの入り口でワクワクしながら読んでいた記憶があるが、大人が読んで楽しめるものではない。江戸川乱歩作品には昭和の闇が描かれていると、大学のゼミの先生が話していたのを記憶しているが、少なくとも怪人二十面相シリーズには描かれていないと思う。