内田康夫『萩殺人事件』(光文社文庫 2015)を読む。
2012年に刊行された本の文庫化で、山口を舞台にした連続殺人事件を名探偵浅見光彦と友人の松田将明の2人が追う。丁寧に取材を重ねたようで、タイトルにもなっている萩だけでなく、宇部や美祢、長門、防府などの山口県内の都市の雰囲気がよく伝わってきた。最後の謎解きはあまりに凝りすぎていて、逆につまらなかった。
内田康夫『萩殺人事件』(光文社文庫 2015)を読む。
2012年に刊行された本の文庫化で、山口を舞台にした連続殺人事件を名探偵浅見光彦と友人の松田将明の2人が追う。丁寧に取材を重ねたようで、タイトルにもなっている萩だけでなく、宇部や美祢、長門、防府などの山口県内の都市の雰囲気がよく伝わってきた。最後の謎解きはあまりに凝りすぎていて、逆につまらなかった。