『古典がもっと好きになる』

田中貴子『古典がもっと好きになる』(岩波ジュニア新書 2004)を読む。
古典文法に拘泥する授業や、説教臭い内容ばかりの教科書を離れて、人間そのものの面白さを紡ぐ古典に触れようと述べる。「土佐日記」や「徒然草」、「堤中納言物語」などを例に使いながら、現在にも繋がるジェンダーやウイットを取り上げている。
橋本治『これで古典がよくわかる ハシモト式古典入門』(ごま書房)を参考文献として紹介している。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください