坂詰力治『敬語:思いやりのコミュニケーション』(有斐閣新書 1985)をパラパラと読む。
著者は執筆当時東洋大学文学部で国語学を教授する研究者であった。著者は敬語について「伝達内容を直接表すものではなく、情報伝達の授受に関わる人間関係に応じて行われるもの」とし、「人間関係のわきまえをもとにした言語表現」であると定義づけている。本論は実例ばかりだったので、さっと読み飛ばした。
日別アーカイブ: 2023年7月16日
『あるキング』
伊坂幸太郎『あるキング』(徳間書店 2009)を読む。
仙台を本拠地とするセリーグのプロ野球チームをモチーフとしたファンタジー小説である。
伏線というか、作者によって明示されている伏線が多数あり、それらが回収されながら物語が進んでいくので、途中から読むのをやめられなくなった。