『敬語』

坂詰力治『敬語:思いやりのコミュニケーション』(有斐閣新書 1985)をパラパラと読む。
著者は執筆当時東洋大学文学部で国語学を教授する研究者であった。著者は敬語について「伝達内容を直接表すものではなく、情報伝達の授受に関わる人間関係に応じて行われるもの」とし、「人間関係のわきまえをもとにした言語表現」であると定義づけている。本論は実例ばかりだったので、さっと読み飛ばした。