本日の東京新聞夕刊に、アフガニスタン東部で発生した地震の模様が報じられていた。
地図帳でアフガニスタンの位置と今回の地震の発生地域、プレートの境界線の地図を並べてみたい。
言わんとするところは分かるであろう。アフガニスタンとパキスタンの国境沿いは、ヒマラヤ山脈を形成したユーラシアプレートとインド・オーストラリアプレートの境界に位置している。プレート同士が横にずれる境界であり、歪みが放出された時に、地中内部だけでなく、地表面も多きくずれることが多い。政府が機能していないアフガニスタンなので、最終的な死者・行方不明者はかなりの数に上るであろう。
日本にとっても、決して対岸の火事で済まされる災害ではない。現在国会は閉会中だが、難民の受け入れなど積極的な支援策を期待したい。