本日の東京新聞夕刊にナスカの地上絵が取り上げられていた。
ちょうど今日、どこかのクラスでバタバタとナスカの地上絵を扱ったばかりだったので、グッドタイミングということで取り上げてみたい。
記事によると、この地上絵は紀元前200年から西暦450年前の間に発展したナスカ文化時代のものだという研究が紹介されている。この地上絵が何を意味するかはおいといて、皆さんに強調したいのは、なぜ2000年前の地上絵が地表に残されているのかという疑問である。授業中にも紹介したが、このナスカの地上絵がある南米ペルーの沿岸を、世界一の寒流であるペルー海流(フンボルト海流)が流れる。南極大陸付近でキンキンに冷やされた海流なので、海に接する空気は高気圧となり、下降気流が発生するため、降水をもたらす雲ができない。そのため、ナスカの降雨量は、年間10mm未満に過ぎない。
気候との関連から、、、、、、、、