本日の東京新聞朝刊より
ずいぶんと昔の話に感じてしまうが、今年の2月にイギリスが正式にEUから離脱をしました。但し、急に離脱をすると混乱を生じるので、当初から今年末までに離脱準備期間を置くことが決まっていました。イギリス側もEU側も政治的な離脱に関して意見の隔たりはないのですが、イギリスとEUの間で関税を撤廃する自由貿易協定(Free Trade Agreement)については難交渉が予想されていました。
もう12月も中旬に入ろうとしていますが、いまだに双方の間で漁業権や企業の自由競争のルール、FTA違反時の取り決めの3つの分野で対立が生じているようです。このまま対立が続くと、日本とイギリスの間ではすでに経済連携協定(Economic Partnership Agreement)を結んでいるので、日英間の貿易がより活発化していくでしょうか。