片倉康博、田中美奈子『タピオカミルクティー フルーティードリンク』(旭屋出版 2019)をパラパラと読む。タピオカミルクティーの店を新たに開業する人向けに、「映える」タピオカのレシピや、スタッフと客の動線を意識した店内のレイアウトなどが写真や図入りで細かく説明されている。
タピオカというと、ミルクティーに黒いブツブツといったイメージしかなかったが、バナナやマンゴーを組み合わせたスムージーなど、様々なバリエーションがあることが分かった。
片倉康博、田中美奈子『タピオカミルクティー フルーティードリンク』(旭屋出版 2019)をパラパラと読む。タピオカミルクティーの店を新たに開業する人向けに、「映える」タピオカのレシピや、スタッフと客の動線を意識した店内のレイアウトなどが写真や図入りで細かく説明されている。
タピオカというと、ミルクティーに黒いブツブツといったイメージしかなかったが、バナナやマンゴーを組み合わせたスムージーなど、様々なバリエーションがあることが分かった。
『宮田雅之切り絵画集 おくのほそ道』(中央公論社 1987) を眺める。
遠近感のある切り絵で、橋桁の向こうの船や、月光の手前で鈍く光る木の枝など、技巧を凝らした作品となっている。
ダニエル・マルシェッソー編著『マリー・ローランサン』(求龍堂 1980)、『マリー・ローランサン全版画』(求龍堂 1981)を眺める。1883年にパリで生まれ、モンマルトルの丘を拠点に活動した画家マリー・ローランサンの画集である。パステルカラーで少しアンニュイな少女が描かれている。色や筆遣いなど、女性のファッションデザイナーのようなタッチで、オッサンの私が共感するようなものはなかった。
増田寛也『地方消滅』(中公新書 2014)を読む。
少子高齢社会が既に破滅的に進展しており、今世紀末には896の自治体が人口減少により消滅してしまうと警鐘を慣らす。著者は少子高齢の進行を食い止めるには数十年という時間が必要であり、その間にすぐにでも中央政府や地方が汗をかいて手をつけられる
『平山郁夫画集 大和路を描く』(中央公論社 1988)を眺める。
平山郁夫氏が存命中に発行されたもので、奈良の寺院や仏像を描いた25枚の作品が収められている。ラフなスケッチ集なのだが、何やら漫画みたいな絵で、あまり上手いとは思わなかった。
平山氏自身が日本画の原点である仏教画に魅せられた経緯が綴られており、そちらの方は興味深く読んだ。平山氏は生まれ育った広島で被爆した体験を持つ。東京美術学校(現東京芸術大学)日本画科を卒業し、そのまま東京芸大に残り、大学長まで務めている。