月別アーカイブ: 2016年11月

『光線銃ジャック』

手塚治虫短編集『手塚治虫名作集 (18) 光線銃(レイ・ガン)ジャック』(集英社文庫 1995)を読む。
さらりと読めるSF短編集となっている。

「光線銃ジャック」(昭和38年 週刊少年サンデー)
「ビルの中の目」(昭和38年 週刊少年サンデー)
「悪魔の音」(昭和38年 週刊少年サンデー)
「人間牧場」(昭和36年 別冊少年サンデー)
「午前7時の地下室」(昭和31年 冒険王)
「未来をのぞく3人」(昭和33年 冒険王)
「刹那(せつな)」(昭和34年 X)
「秘密指令第3号」(昭和35年 別冊少年サンデー)
「だれかが狂ってる!」(昭和35年 別冊少年サンデー)
「ドースン一家の記録」(昭和36年 別冊少年サンデー)
「宇宙からのSOS」(昭和37年 少年ブック)
「バックネットの青い影」(昭和37年 別冊冒険王)
「バチス号浮上せず」(昭和38年 少年サンデー)
「2から2を消せば2」(昭和37年 別冊少年サンデー)
「最後はきみだ!」(昭和38年 別冊少年サンデー)
「偉大なるゼオ」(昭和39年 週刊少年サンデー)

『マグマ大使』

手塚治虫『マグマ大使』(秋田文庫 1995)全2巻を読む。
1965年から1967年にかけて「少年画報」という雑誌に掲載され、日本初の全話カラーで作成された同名タイトルの特撮ドラマの原作となった作品である。
テレビ版とうまく噛み合わなかったのであろうか、いささかやけっぱちな展開が目立つ。
さらっと読み流したが、宇宙の始まりや、キノコの胞子の拡散など、流石と思わせる場面もいくつかあった。

『火の鳥』

手塚治虫『火の鳥』「黎明編」「未来編」「ヤマト編・宇宙編」(朝日ソノラマ 1976)の3冊を20数年ぶりに読み返す。
娘の部屋を作るので、押入れの棚の奥を整理していたら出没したものである。折しもNHKテレビで「手塚治虫」特集が組まれており、解説を識者の語る『火の鳥』解読を見ながら、一気に3冊読み終えた。
生と死を巡る壮絶なドラマが果てしない時間と空間のスケールで描かれる。テレビの解説にもあったが、歴史やSFの要素に絡めて、華厳経の「一即多 多即一」の教えにも通じる世界観や、善悪を超越した生命観などのテーマも織り込まれている。早く続きが読みたい。

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MERIDA BIG.NINE 500

メリダの29erのMTBをレンタルしてサイクリングに出かけた。東京理科大学近くの森や福田の森を繋いで十数キロ走った。幸いにも転ぶことはなかったが、走り終わると肩の筋肉がパンパンだった。余程緊張していたのだろう。
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福田の森にある「こうのとりの里」で暫しの休憩。
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『日本地名さんぽ』

浜田逸平『日本地名さんぽ』(朝日文庫 1997)を大凡読む。
1995年から96年にかけて「朝日小学生新聞」に連載された特集で、日本全県の地名に纏わる由来や観光地、物産などが数行でまとめられている。
毎日少しずつ読むのならいいのだが、400ページ近い厚手の文庫で、ひたすら地名の紹介が続く辞書のような体裁で、さすがに途中で飽きてしまった。