日別アーカイブ: 2016年4月17日

屋内遊園地

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家族で茨城にあるアクロスモール守谷の屋内遊園地に出かけた。
子どもをほったらかしにできるので、大人も気分転換ができて良かった。
大学生の頃にゲームセンターで遊んだ

『木のいのち木のこころ(地)』

小川三夫『木のいのち木のこころ(地)』(草思社 1993)を読む。
高校を出て法隆寺の宮大工であった西岡常一の弟子入りしてから、自身が棟梁となり弟子を取るまでの成長の半世紀が語られる。
宮大工というのは、建物が出来上がってから200年、300年経ち、木がうまい具合に縮んだり風合いが出てきたりして完成を迎える息の長い仕事である。そのため、機械や知識よりも、職人の手作業による技術や勘の継承が求められる。
すぐに結果を求め方法論に走りたがる私たちへのお叱りの言葉が綴られる。数年後もう一度読み返してみたい本であった。

大工がわからんことがあったら法隆寺に行けばいい。木で建物を造るということはどんなことかを教えてくれるから。それにしても俺は思うんだけど、新しい機械が作られて技術が進むと、その分だけ人間の能力は劣っていくもんだな。これから先も便利なのがいいって言い続けたら、どうなるかと心配だ。とくに俺たちみたいに手の記憶で仕事をする人間がそうなったらと思うと、ぞっとするな。法隆寺は技術の進歩が進んだときへの警告かもしれんな。