鶴蒔靖夫『家庭教師革命:インタラクティブエデュケーションで次世代を拓く「家庭教師のトライ」の挑戦』(IN通信社 2000)をパラッパラッと目を通す。
鶴巻氏は企業活動を紹介する本を多数執筆し、企業広告の提灯番組であるラジオコーナーを長年担当しており、業界では知られた評論家・コメンテーターである。
ほとんど内容は読んでいないが、冒頭に現代の教育の荒廃や若者の心の成長といった問題を提起し、それらを一気に解決へ導く家庭教師の可能性や家庭教育の復興、「家庭教師のトライ」社の将来性へと話を展開させる。結論ありきの強引な展開に突っ込みどころも多いが、非常に文章が上手いので、すらすらと読んでしまう。
大人から子どもまで誰しもが語れてしまう教育論というものの難しさを感じた。
『家庭教師革命』
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