日別アーカイブ: 2014年12月13日

『インディでいこう!』

ムギ(勝間和代)『インディでいこう!:ナチュラル&インディペンデントな生き方 実践ガイド』(ディスカヴァー・トゥエンティワン 2006)を読む。
著者の勝間さんよりも、ディスカヴァー社長の干葉弓子さんが編集を担当した本を読んでみたいと思い手に取ってみた。
具体的な目標設定から生活習慣を変えようというビジネス書である。年収600万以上、よい男性パートナー、良い歳の取り方をする女性を「インディ」と定義し、そうした自立した女性になるための具体案が述べられている。あまり興味を引くような内容ではなかった。
それよりも、昨年までディスカバヴァー・トゥエンティワン社の「アバクリ手帳」というよく考えられた手帳を1年間使っていたこともあり、干葉社長が代表取締役を務めるディスカヴァー社の戦略の方が興味を引いた。今後も注目していきたい。

『漢語の知識』

一海知義『漢語の知識』(岩波ジュニア新書 1981)を読む。
先日から漢文を扱っているところであり、雑談の材料として使いやすいものがあればと思い手にとってみた。
「勉強」や「落第」、「浪人」といった高校生になじみの深い熟語から、「収集狼狽」「一衣帯水」「紅一点」などの故事成語に基づく漢語まで、40数語に丁寧な解説が加えられている。
その中で「首相」の項があるのだが、木偏ではなく目の部に該当する「相」の字の解説が興味を引いた。ちょうど今読んでいるところの「漁父之利」の文中にも出てくるので、話のネタに使ってみたい。