地上波で放映された、デヴィッド・リーン監督、『戦場にかける橋（The Bridge on The River Kwai）』（1957 米・英）を観た。
本編が161分の映画が90分程度にカットされていたので、粗筋だけを繋いだような感じだったが、ニコルソン大佐の最期まで興味深く鑑賞した。「さるゴリラチンパンジー♪」の歌詞で知られる「クワイ河マーチ」の音楽とともに印象に残る作品であった。捕虜施設における強制労働の現実や、軍人とのしての誇りなどが丁寧に描かれていた。また、形あるものを共同して作る労働の楽しさや、労働と生きる目的など、示唆深い台詞もあった。
話の内容を忘れた頃に、もう一度カットなしで全編鑑賞してみたい作品であった。
家族を連れて、東武動物公園へ行った。お目当ては、入場券だけで鑑賞できる「キョウリュウジャーショー」である。真冬に戻ったような気候で体温を奪うような北風が吹きすさぶ中で、スーツアクターのショーを楽しんだ。「烈車戦隊トッキュウジャー」の放映が始まって２ヶ月経つが、子どもたちはまだ「ガブティラ」や「ガブリボルバー」を手に戦いごっこに興じており、「キョウリュウジャー」の方が親しみを感じているようだ。
スーツアクターと握手をして、1000円で記念写真を撮った後、動物園をぐるっと回った。風が強くて、春休み中の日曜日だったにも関わらず、動物園の方はガラガラであった。ホワイトタイガーもゆっくりと観察することができた。
本日、ノアのバッテリーを交換した。
６年前に新車で買ってからおそらく一度も交換していないので、とうとう寿命がきたのであろう。
家の駐車場は狭いので縦列で停めており、後ろに置いてある軽自動車とバッテリーコードで繋ぐこともできなかった。
そこで、本日の昼過ぎにバッテリーを鞄に入れて、自転車で近所のオートバックスまで買いにいった。プラスチックのケースなので軽く見えるが、１２〜１３キロはあり、鞄のベルトがずっしりと肩に食い込んだ。
ネットで注文したら安かったのにと思うこと頻りであったが、急だったので仕方がない。
和久峻三『越中おわら風の盆殺人事件：赤かぶ検事奮戦記』（徳間文庫 2003）を読む。
1992年に刊行された本の文庫化である。同タイトル作品に加え「宝くじ殺人事件」の２編が収録されている。
「赤かぶ検事シリーズ」は著者の代表作となっている、一昨年の夏に訪れた八尾町の町並みやおわら風の盆の祭りの様子に興味を覚えた。しかし、ミステリーの展開としては駄作といってよいだろう。