最新作公開を前に金曜ロードショーで放映された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(2007)と『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(2009)を続けて観た。
何を隠そう、私はテレビ版26話全話を2回(3回?)繰り返して観ており、さらに、劇場版『シト新生』(1997)『Air/まごころを、君に』(1997)、そして今回の『新劇場版:序』『〜:破』の4作は全てリアルタイムで映画館で鑑賞している。また、CDも何作か借りて車の中で繰り返し聴き、謎解き本も数冊読み、パチンコエヴァやスロットエヴァを何度か楽しんだ。まあ、一端(いっぱし)の「ヱヴァンゲリヲンおたく」を自称してもよいであろう。
今回の新劇場版もそれぞれ5年、3年ぶりの鑑賞であり、繰り返し繰り返し目にしたシーンもあったが、母親の子宮を模したエヴァンゲリオンに乗るという設定や、母親のコピーである綾波レイに碇ゲンドウもシンジも振り回されてしまう場面など、改めて考えさせられてしまうことも多かった。