森健『グーグル・アマゾン化する社会』(光文社新書 2006)を読む。
先日観た映画『サマーウォーズ』で、10億人がアクセスし、電話やメールをやりとりし、水道や信号などの公共施設の管理システムから衛星のコントロールまでも可能な「仮想空間Oz」というものが登場し、印象に残ったので手に取ってみた。
ITの時間軸からすると少し古い本であるが、Web2.0におけるユーザー参加型の特徴や、グーグルの事業ポリシーに掲げられている「ウェブでも民主主義は機能する」といった内容が、「サマーウォーズ」との関連で頭の片隅に残った。
いかんせん、ここしばらく多忙を極めており、電車での細切れの移動時間に読んだので、あまり内容が頭に入ってこなかった。