大隅紀和『教師とワープロ』(黎明書房 1984)を読む。
学校に数十万円もするワープロが入り始めた20年前の本で、ワープロと教育の関わりについて予見を交えながら論じている。まだ5インチフロッピーが全盛の頃で、現在からすると的外れな意見が多いのだが、どんなにニューメディアが増えても授業はプリントをベースにして行われるだろうという予想は2005年現在あたっている。また1984年の時点で、マッキントッシュが教育界にイノベーションをもたらすだろうと予測しているのは炯眼に値する。
『教師とワープロ』
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