さいたま新都心コクーンへ、ニック・カサヴェテス監督『きみに読む物語』(2004 米)を観に行った。
ハリウッド風の大味な恋愛物語であったが、主演女優のレイチェル・マクアダムスが表情豊かで魅力溢れる女性だったので楽しく観ることが出来た。痴呆症になり、過去や家族の全てを忘れてしまった妻アリーに向かって、夫ノアが二人の出会いから結婚に至るまでの若かりし頃のなれ初めを語るという形でストーリーは展開していく。しかし、その若い頃のストーリーというのが、ハーレクイーンのような偶然と逆境が交錯する形で突き進んでいく恋愛ドラマであった。そのためか、無類のドラマ好きの妻には不評であった。
『きみに読む物語』
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