アン・ビョンギ監督『ボイス』(韓国 2002)を観にいった。
映画版リングとポルターガイストを足したような大変疲れる作品であった。下4桁「6644」という番号の携帯に出た少女が悪魔のように変わり果ててしまい、その番号をかつて使っていた人物の跡を辿ると不思議な死を遂げていたというストーリーである。悪魔の声の正体が判明した後半部よりも、正体が分からないストーカー的恐怖に満ちた前半部の方が恐かった。携帯電話、メールを悪用したストーカー行為、盗聴行為といった現代社会も見えない恐怖に囲まれた生活をしているゆえか。
『ボイス』
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