読書」カテゴリーアーカイブ

『いつだってバイクさ』

万沢康夫『いつだってバイクさ』(筑摩書房 1988)を読む。
先日テレビで見た『バイク芸人』に影響され(寝た子を起こされ?)、すっかり深夜にネットで中古車バイクの情報を渉猟する日々が続いている。
ファミリーバイク特約が契約できる125ccのオフ車がスクーターが良いのでは、台湾製もいいし、スーパーカブの原付2種も捨て難い、などなど妄想が頭なの中を駆け巡っている。

そんな折に、少々古い本であるが、著者の経歴と合わせて、日本におけるトライアルやトライアル車の歴史が分かる内容となっている。現在も継続しているイーハトーブトライアルの前史など興味深い内容となっている。後半は「二輪車安全振興会」の立場からの発言になってしまうが、バイクに乗ることのドキドキ感が再び蘇ってきた。

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出光イーハトーブトライアル公式ホームページより転載

『松本人志 愛』

松本人志『松本人志 愛』(朝日新聞社 1998)を読む。
雑誌『UNO!』に3年にわたって連載されたコラムがまとめられている。
現在であればブログで発信するような内容のタレント本である。

『事実婚 新しい愛の形』

渡辺淳一『事実婚 新しい愛の形』(集英社新書 2011)を読む。
新聞で作家渡辺淳一氏の訃報を目にしたので手にとってみた。
タイトルにある通り、渡辺淳一氏が、法律婚とも同棲とも違う、新しい家庭のあり方を提唱する。
実際に、スウェーデンやフランスでは3割以上のカップルが事実婚を選択しており、公的に認められているため、社会保障も普通に受けることができ、出生率も上昇しているというデータも示されている。
渡辺氏は事実婚をめぐる女性たちとの座談会の最後で次のように述べる。

ここで皆さんの意見をまとめると、イメージとして、メリットが大きいのが法律婚で、デメリットが大きいのが同棲、そしてその中間が事実婚、と思っている人が多いようだね。僕は、みんなに事実婚をしてほしいとは思ってない。それより、こういう形態もあるってことを知ってもらいたいだけで。だからそこから先は、事実婚を選びたい人は選ぶし、嫌だという人は選ばなければいい。

『I'm sorry mama.』

桐野夏生『I’m sorry,mama.』(集英社 2004)を読む。
「小説すばる」に1年間にわたって掲載された作品である。
冒頭の第1章が衝撃的な結末で終わるので、どんなにハラハラするドラマが展開されるのであろうと思いながら読んでいったが、話はあまり膨らまずに、連載の都合なのか、最後はドタバタとエンディングを迎えてしまう。
興味深い内容であったが、作品世界を味わうにはページ数が少なすぎだと思う。

『高千穂伝説殺人事件』

内田康夫『高千穂伝説殺人事件』(光文社文庫 2005)を読む。
1986年に刊行された本の文庫化である。宮崎県高千穂町を舞台に、戦後のどさくさで闇にまぎれた軍部のアヘンの行方を巡って、浅見光彦氏の推理が冴え渡る。
ここしばらく精神的に疲れる日が続いたので、何も考えずにすいすいと読むことができ。一時の気晴らしとして最高であった。