上の子どものピアノの演奏会の付き添いで、与野にあるさいたま芸術劇場へ出かけた。
何回か前を通ったことはあるが、まさか自分の子が発表するとは思わなかった。
帰りに埼玉新都心のコクーンで食事をした。
カロリーたっぷりの油そばを食べようと意気込んで行ったのだが、お目当ての店は閉店した模様。
仕方なく、フードコートでビビンパやさいころステーキや、子どもが残したクレープやらを掻き込んできた。
夏の家族旅行で、福島県いわき市にあるスパリゾートハワイアンズへ1泊2日の旅行に出かけた。ちょうど楽天トラベルで、夏休みいわき市内に宿泊すると1万円引きというセールをやっていたので、復興の一助にでもと思い予約をした。
昨日朝6時半に出発し、局地的に強雨が降りしきる中、常磐道を飛ばしていった。旅館でチケットを受け取り、10時過ぎには館内に入ることができた。昼過ぎまでずっと子どものプールや流れるプールで遊んだ。立錐の余地ものない芋洗い状態で、お互いの会話も聞こえないほどの音で、一度館外へ「避難」し、いわき湯本駅近くのモスバーガーで食事をした。途中、石炭の博物館に併設されていた観光センターで時間を過ごし、夕方にまた館内へ戻った。
夜8時半から有名なハワイアンダンスのショーがあるということで、眠気でむずかる子どもをなだめながら、屋外の温泉プールで時間を過ごした。父親の仕事と相場が決まっているのか、40分前から5人分の椅子を確保し、開演の時間を待つことになった。映画『フラガール』は観ていたが、内心は音楽に合わせてお尻を振るだけのものだろうという思いが頭を擡げつつも、せっかく遠くまで来たんだからと自分に言い聞かせた。
しかし、ステージが始まるとそうした不安は見事なまでに消えて行った。骨盤を8の字にダイナミックにくねらせる踊りは、ダンスというよりもスポーツのようであった。またダンサーの笑顔が魅力的であった。その笑顔の裏には、3年半前の震災で施設が使えなくなってからの半年間、避難所を回ったり、復興のための全国ツアーを行ったりしていた苦労があったことを思うと、胸に込み上げてくるものがあった。後半の筋肉ムキムキの男性ダンサーによるサモアダンスも迫力満点であった。
それにしても、フラダンス(タヒチアンダンス)は、骨盤を立体的にグルグル回すので、ダイエットや腰痛予防に効果的だろうと思った。