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〈集会のお知らせ〉

★俵義文です。近くになりましたので再度のご案内です。
 この集会の目玉はいくつもありますが、その中でも次の2つが注目です。一つは、12月の総選挙でオール沖縄の支持で4区から当選した元県会議長の仲里さんの沖縄戦体験が聞けることです。二つ目は、「知る沖縄戦」の現物が資料として先着150名に配られることです。
 これはもう新聞社にも在庫がなく、入所ができないものですが、「沖縄戦首都圏の会」として何とか150部を確保しました。どうぞ、誘い合わせてご参加ください。

*沖縄平和ネットワーク首都圏の会・沖縄戦首都圏の会共催
 朝日新聞社が希望の学校に無料配布した教育特集「知る沖縄戦」を知っていますか?
 新聞半分の大きさでカラー12ページ、沖縄戦の体験者の証言が中心です。これを「一方的な歴史観に基づき作成した教材」との指摘を受けて回収した学校があり、使用自粛の動きも出ています。38万部発行と言われていますが、デジタル版で告知されたこともあり、実物を見ている人は多くありません。そこで「知る沖縄戦」を実際に手にして、実態や内容の検証、そしてもう一度「沖縄戦の深層」に迫る会にしたいと思います。どうぞ、ふるってご参加ください。

  2015年2月5日(木) 18時15分開場 18時半開始(予約不要)
  会場:文京区民センター2A 都営三田線・大江戸線春日駅下車すぐ
     東京メトロ丸の内線・南北線後楽園駅下車徒歩3分
    【プログラム】
     ①特別報告 「私の沖縄戦、そして」-仲里利信さん(沖縄4区選出衆議院議員・元沖縄県議会議長)
     ②検 証 「知る沖縄戦」を読む-高橋順子さん(日本女子大学教員)
     ③報 告 「知る沖縄戦」を使った実践-川口芳彦さん(公立高校教員)
     ④報 告「知る沖縄戦」をめぐる動き-柴田健さん(沖縄戦首都圏の会事務局)
    資料代:500円(先着150名には「知る沖縄戦」付)
    共催:沖縄戦の史実歪曲を許さず沖縄の真実を広める首都圏の会(沖縄戦首都圏の会)、
        沖縄平和ネットワーク首都圏の会
    連絡先(沖縄戦首都圏の会):〒101-0051千代田区神田神保町3-2
      千代田区労協気付 http://okinawasen.blogspot.jp/
      千代田区労協 Tel 03-3264-2905 Fax 03-3264-2906
    ———————————————–
     子どもと教科書全国ネット21 Children and Textbooks Japan Network21(CTJN21)
     E-mail kyokashonet@a.email.ne.jp
     HP http://www.ne.jp/asahi/kyokasho/net21/
     ℡:03-3265-7606 Fax:03-3239-8590

テント日誌より

経産省前テント広場のメーリングリスト(1月25日)より


 知事選に続き衆院選でも沖縄では惨敗した安倍政権はそれを無視し、前知事仲井真の裏切行為と呼ぶほかない埋め立て承認を手掛かりに辺野古の埋め立てを強行せんとしている。口を開けば「法治国家」だ「反テロ」というが、どこに法治国家があるのか。国民の意思を無視することと「法治国家」の存在はどう関係するのか。聞いてみたいものだ。法治国家は彼らには都合のいい言葉に過ぎず、国民の意思が憲法を作り、それによって政治(権力行使)を行うという原則は彼らの行為にはない。辺野古の基地についての沖縄県民の判断は憲法的な判断である。あのような意志は憲法を作りだした意思と同じである。憲法(法治国家)の何かを沖縄の国民の行為は示している。安倍政権の体質と行為は「法治国家」などご都合的な言葉だが、僕らはそれには騙されやしないのである。

 「イスラム国」のテロ行為を批判するのはいい。これについてはいろいろと意見もあるが、このことで、今、安倍政権が沖縄に向けてやっている行為はごまかされない。安倍が沖縄でやっていることは専制的で、強権的な国家行為であり、これは国家(権力)によるテロ行為ではないのか。「イスラム国」のテロ行為を批判するのはいいが、だからと言って自国民に向けられたテロ的な行為を僕らは見逃さない。

 1月17日には「女の平和」を合言葉に7000人の人々が国会を包囲し、安倍の積極的平和主義という名による戦争主義(戦争を普通のこととしてやるという考え)を批判した。日本が戦後に国家行為として禁じてきた戦争を積極的平和主義の名で破る行為は許されない。これは基盤的には高度成長経済に行き詰まった日本経済が金融経済と軍事経済に活路を求めたアメリカ経済の模倣に走ろうとしていることがある。軍事経済や軍需生産に高度成長後の道を見出そうとしている。武器輸出の規制を緩和し、原発を輸出することも関連するが、軍事生産拡大の道に歩を進める。結局、アメリカが冷戦構造崩壊後も戦争への道を止められなかった歴史を安倍は経済的基盤の方から後追いしているのである。集団的自衛権行使容認はその政治的対応である。アメリカの要請だけではなく、日本経済の面から出てきたこの道は危険な道である。アベノミクスの隠された実体がここにあるが、政治と経済の両面からの戦争への道が出てきたこの匂いに僕らは敏感でなければならない。安倍の中東訪問とそこでの演説にこうした匂いを人々が察知していることを僕らは知らねばならない。

 女性の声を中心に盛り上がった安倍の積極的平和主義批判(集団的自衛権行使容認批判)は現在から未来にかけての日本の政治的動向への警鐘であり、多くの共感を呼ぶものだった。1月17日と1月25日、赤と青の彩りで発せられた安倍批判は僕らが共有していくべきものだろう。(三上治)

〈集会等お知らせ〉

1_25omote

【拡散希望】
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1.25 国会包囲ヒューマンチェーン
沖縄の民意を無視するな! 辺野古に基地はつくらせない!
http://noosprey.xxxxxxxx.jp/index.html
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とき:2015年1月25日(日)14時〜15時
14時〜リレートーク、15時〜ヒューマンチェーン
終了見込み時刻は15時半です。
場所:国会周辺
(国会正門向かいの通りから集まり、国会包囲を目指します)
最寄り駅(国会議事堂前、永田町、霞ヶ関)
※シンボルカラーは青です。青い服、青い布、何でもいいので美しい海の青い色で国会を囲みましょう。
主催:「1.25国会包囲ヒューマンチェーン」実行委員会
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2015年1月は、沖縄の全41市町村長を含む代表団が東京・日比谷野外音楽堂で集会・デモを行い、安倍首相に「建白書」を直接手渡してから2年となります。
「建白書」の要求は2つでした。

1.オスプレイの配備を直ちに撤回すること。
2.米軍普天間基地を閉鎖・撤去し、辺野古への「移設」を断念すること。

その後、仲井眞知事(当時)が公約をひるがえして、辺野古埋め立てを承認するということもありましたが、今や、辺野古新基地建設は認めないという沖縄の民意は明らかです。

2014年11月16日、辺野古新基地建設反対を掲げる翁長雄志氏が沖縄県知事選に勝利しました。12月14日の衆議院選挙においても、辺野古新基地建設に反対する候補が沖縄全4区で当選しました。しかし、安倍首相は「普天間の固定化はあってはならない。選択肢は辺野古しかない」と述べ、あくまでも辺野古に基地を建設する姿勢を変えていません。

日本全土の0.6%の面積の沖縄に在日米軍基地の74%を押しつけている上に、普天間基地の撤去を理由に基地を沖縄県内でたらい回しにすることは許されません。選挙の結果を見ても沖縄の民主主義は機能しています。今問われているのは日本「本土」の市民の人権感覚と民主主義ではないでしょうか。

政府が沖縄の民意を無視しようとしている今、日本「本土」の側でも反対の声をあげ、辺野古にも高江にも基地はつくらせないという私たちの抗議の意志を目に見える形で明らかにしましょう。

2015年1月25日は国会開会日の前日となる見込みです。翌日からの国会の議論にも影響を与えるべく、ヒューマンチェーンで国会を包囲します。
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<呼びかけ団体・個人>
青木初子(部落解放同盟品川支部、名護市出身)/アジア共同行動/ATTAC Japan(首都圏)/厚木基地を考える会/アンポをつぶせ!ちょうちんデモの会/うちなんちゅの怒りとともに!三多摩市民の会/ex-SASPL/沖縄意見広告運動/沖縄の自立解放闘争に連帯し反安保を闘う連続講座/沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック/沖縄文化講座/沖縄のための日米市民ネットワーク(JUCON)/オスプレイの沖縄配備に反対する首都圏ネットワーク/<語やびら沖縄>もあい練馬/川平朝清(東京沖縄県人会名誉会長)/鎌田慧(ルポライター)/協同センター・労働情報/金城驍(東京沖縄県人会副会長)/金城吉春(中野・あしびな~)/原子力空母の母港化に反対し基地のない神奈川をめざす県央共闘会議/憲法九条やまとの会/相模補給廠監視団/島袋徹(東京沖縄県人会事務局長)/島袋善弘(山梨県立大学名誉教授)/ジュゴン保護キャンペーンセンター/STOP! 辺野古埋め立てキャンペーン/すべての基地にNOを・ファイト神奈川/戦争反対・平和の白いリボン神奈川/全国労働組合連絡協議会/高橋哲哉(哲学者)/伊達判決を生かす会/俵義文(「子どもと教科書全国ネット21」事務局長)/日韓民衆連帯全国ネットワーク/日本山妙法寺/反安保実行委員会/「バスストップから基地ストップ」の会/パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会/非核市民宣言運動ヨコスカ/ピースサイクル首都圏ネット/ピース・ニュース/ピースボート/フォーラム平和・人権・環境/ふぇみん婦人民主クラブ/平和をつくり出す宗教者ネット/平和をつくる大和市民の会/辺野古への基地建設を許さない実行委員会/辺野古リレー~辺野古のたたかいを全国へ~/本郷文化フォーラム・ワーカーズスクール/前田哲男(軍事ジャーナリスト)/宮森・630を伝える会/許すな!憲法改悪・市民連絡会/ゆんたく高江/ヨコスカ平和船団/労働運動活動者評議会/渡辺美奈(女たちの戦争と平和資料館(wam)事務局長)
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問い合わせ
沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック TEL:090-3910-4140
沖縄意見広告運動         TEL:03-6382-6537
ピースボート           TEL:03-3363-7561
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安倍政権の暴走に反対する1.26国会前行動

以下、メーリングリストからの転載です。


〈集会等お知らせ〉
★安倍政権の暴走に反対する1.26国会前行動
日時:1月26日(月)18時30分~19時30分
場所:衆議院第二議員会館~参議院議員会館前
発言:各党代表国会議員、日弁連憲法問題対策本部代表、立憲デモクラシー代表、1・17女の平和行動代表など

昨年、「戦争をさせない1000人委員会」と「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」との共同で「9.4総がかり行動」、「11.11総がかり国会包囲行動」にとりくんできました。この積み重ねをもとに、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」を立ち上げ、これからの全国的共同行動の実現をめざしていきます。安倍政権は昨年末の総選挙での「勝利」を受けて、憲法違反の閣議決定に基づく日米ガイドライン改定や戦争関連法案提出、沖縄・辺野古新基地建設、歴史認識の改ざん、貧困と格差の拡大、原発再稼働、そして憲法改悪などへ突き進もうとしています。1月26日、通常国会が開会します。これは同時に、安倍政権による憲法破壊・人権破壊・生活破壊の策動を阻止する、2015年のたたかいの幕開けです。この国会開会日に対する行動を、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」として呼びかけています。

チラシPDFはこちら

〈集会等お知らせ〉

以下、メーリングリストからの転載です。


★「日本の歴史歪曲を許さない!全国大学生行動」
 *本行動詳細は、下記のブログページに記載されています。
  http://rekishidaigakusei.blog.fc2.com/

【行動概要】
 ○行動期間 2015年3月8日(日)~9月12日(土)
 ○主催 日本の歴史歪曲を許さない!在日朝鮮人大学生連絡会
 ○行動内容
 1)全国行動の始まりと終わりに、大阪と東京で歴史歪曲に反対する集会を行います。
  ◆スタート集会◆ ~略~
  ◆全国大学生集会(まとめの会)◆
  -日時:2015年9月12日(土) (時間は未定)
  -場所:国立オリンピック記念青少年総合センター・カルチャー棟 小ホール(東京)
  -内容(案):強制連行被害者名簿(原簿)の公開、特別講演、大学生行動全体報告
 2)歴史歪曲に反対する展示会を全国各地で行います。
  ■名称:展示会「記憶、保存、そして継承~日本の歴史歪曲に反対する」
  ■地域:東京、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫の主要大学(または近辺施設)
  ■時期:2015年5~7月初旬頃に各地で一回以上
  ■内容:昨今の歴史修正主義の動きと流れ(全般)/強制連行の定義、政策、事実関係について/
    被害者証言、及び「証言をいかに聞くか」/各地の歴史修正主義の現況紹介、など