「同性愛迫害 難民と認定」

本日の東京新聞朝刊に、大阪地裁で母国に帰ると同性愛というだけで迫害されてしまうため、アフリカ北部の30代男性を難民として認定するとの判決があったとの記事が掲載されていた。

記事には「アフリカ北部」とだけで具体的に国名の明記はないが、性的少数者に対して警察の暴力や家庭内暴力が横行しているチュニジアだと思われる。フランスでもチュニジア出身の性的少数者の難民が認定されている。チュニジアはアラブの春でいっとき民主化が実現したが、2020年代に入ってイスラム主義勢力が台頭し、イスラム法学では婚姻関係にある者同士(つまり夫婦)の性行為以外は許しておらず、婚前交渉や姦通と同様、同性愛はイスラム共同体を破壊しかねない重罪としている。

こうした宗教的な背景がありつつも、大阪地裁が一個人の人権に配慮し、難民として認定したという点は評価したい。とにかく日本の難民認定は渋く、国際的な批判を浴びている。日本も加盟している難民条約第1条にある「人種、宗教、国籍もしくは特定の社会的集団の構成員であることまたは政治的意見を理由に迫害を受けるおそれがある」者の定義を改めて見つめなおしたい。

「米兵性犯罪 沖縄に伝達」

本日の東京新聞朝刊に、米軍と日本政府で、米軍人を容疑者と認定した性犯罪について沖縄に伝達する方針を決定したとの記事が掲載されていた。
この事件の詳細については、1学期の歴史総合の期末考査で出題している。この記事の背景には、日本の国土の0.6%の沖縄に在日米軍基地の74%が集中している現状と、極めて不平等な日米地位協定(在日米軍が日本国内で円滑に活動できるようにするために特別な権利を定めた協定)の問題がある。日米安保は歴史総合の教科書の用語ではなく、現在も日本に苦痛を与えている問題だという認識を大切にしたい。

『バッテリーⅠ』『バッテリーⅡ』

あさのあつこ『バッテリーⅠ』(教育画劇,1996)と『バッテリーⅡ』(教育画劇,1998)を読む。
10数年前に『バッテリーⅠ』だけ読んだのだが、改めて『同Ⅰ』『同Ⅱ』と連続して読んだ。
単なるスポーツ成長物語だけでなく、90年代の管理教育や陰湿ないじめ、それらに体を張って反発していく中学生の姿が印象的であった。どうにも止まらなくなってきたので、一気に最終巻まで読んでいきたい。

戸田公園をぶらぶら

本日、蕨での所用を済ませ、戸田公園を自転車でぶらぶらと走った。ボート部の漕艇場と合宿所の周囲を走ったのだが、見慣れない光景で面白かった。東京の大学だけでなく、筑波大学や東北大学の合宿所まであった。いったいいつ練習するのか。
また、同じ川でボートレースも開催されており、ちょっとしたサイクリングにちょうど良い。

8月以降は数年ぶりに、時間的な余裕ができるので、月一程度で春日部発着のサイクルイベントなど開催できると良いのだが。

『4TEEN』

石田衣良『4TEEN』(新潮社,2003)を読む。
調べてみたら、15年ほど前に読んだことのある本であった。
読んだことあるような気がしていたが、内容を全く忘れていた。
今思えば、2000年前後の中高生ブームに乗っかったような話であった。