『遠野物語』

柳田国男『遠野物語』(新潮文庫1973)をかいつまんで読む。
「オシラサマ」や「ザシキワラシ」「川童」など、今夏のツーリングの際に、遠野の駅の観光客向けの語り部の女性から拝聴した話を読んでみた。昔話と言っても、当時柳田と交遊のあった佐々木喜善の祖母の話であったり、具体的な地名が出て来たりと、江戸末期から明治にかけての田舎のリアルな生活が舞台となっているので、神話と現実が入り交じった妙な感覚を覚えた。

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