角川書店編『ビギナーズクラシックス 枕草子』(角川文庫 2001)を教材研究の一環でざーっと読んだ。
枕草子を特徴づける「類聚的章段」、「日記的章段」、「随想的章段」の3つはある程度まとまって収録されているのかと思っていたが、内容も時間軸もバラバラに並んでいることを初めて知った。意図的にバラバラにしたのか、後世の書写段階でページ立てが散逸してしまったのかは良く分からない。しかし、女性同士のおしゃべりを聞いているようで、あまり共感できる内容ではなかった。
『ビギナーズクラシックス 枕草子』
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